豆知識 不動産と負動産
2025年1月5日 カテゴリー 不動産 豆知識
親が認知症になって判断能力が低下してしまった時、施設などに入り今まで住んでいた家を処分する必要が起きることが有ります。
認知症になってしまった人、判断能力が低下した人(成年被後見人)は家を売ることが出来ません。そのため処分できない空き家を子供案たちが管理するという事が置きます。出来るとしたら成年後見人をとおせば家を売ることが出来ます。
成年後見人は裁判所で申請手続きをして受理されればなる事はできます。成年被後見人である親の財産管理や契約を行う人になります。弁護士や司法書士などの第三者が家庭裁判所により選任されることが多いです。相続人となる親族もなれます。但し後見人は親の財産を守る立場にあり、親に不利益になる行為(例えば布利幡遺産分割や贈与)はできません。他の相続人との話し合いと承諾も必要となります。
最近、親が施設に入るので認知症が出る前に売却したいとか親を引き取るので空き家になり管理が出来ないから売却したいという相談を受けます。空き家の管理は大変です。賃貸に出すとしても家のメンテナンスは必要です。
親がしっかりしているうちに家族でよく話し合ってください。不動産は移動できないし、草木が伸びたり、修理が必要となったり火災保険もかけておかないといけないと維持するためにメンテナンスもお金も必要です。
不動産が負動産とならないように集まった時に家族で話し合っておきましょう。