ちょっと気が早いかと思いますが、不動産の売買による確定申告の準備はできていますか?

売主さんは譲渡所得の申告が必要です。特別控除が利用できる方でも申告主義なので税金がかからないことを申告してください。利益が出た方は、期限内に申告して適正な納税金額を計算して納付しないと期限後には無申告加算税が掛かることが有ります。納付すべき税率は原則として納付すべき税金が50万円までは15%、50万円を超える部分は20%となります。但し期限が過ぎていても税務署から指摘を受ける前に期限後申告を行った場合は税率は5%になります。

500万円の利益が出た方なら加算税は975000円、減額されても250000円と加算税は無駄な出費となりますよね。

会社にお勤めの方は、年末調整が有りますのでもう生命保険や火災保険の控除証明書を会社に提出されていますよね。会社勤めされていなくて年末調整や確定申告を毎年されていない方で不動産の売却をされた方は、控除証明書など集めておきましょう。なくしても控除証明書は再発行してもらえますが、時間が掛かります。不動産の売却による特別控除が利用できる方も必要なものを確認しておきましょう。

税金を納める方も特別控除で納め無くてもいい方も期限内に申告できるように準備しましょう。申告しないと特別控除は使えません。

買主さんは、住宅ローン控除の対象となるようでしたら初年度は源泉徴収書と一緒に必要書類をもって確定申告をしに行きましょう。次年度からは税務署から届く書類で年末調整が出来ます。最初だけ確定申告が必要な方がいます。適用要件を確認しましょう。